社団法人倫理研究所船橋実践部の40周年記念式典&講演会&祝賀会に参加した。
記念式典は国歌斉唱に始まり、経緯の報告、様々な祝辞があり、その後記念講演会があった。法人会と異なり、実践部では家庭の倫理を勉強している。テーマは「小さなことから家庭は変わる」であった。
親が子供の話を聞く、子供に注意する以前に親が行動するなど、親は子供注意し、子供は親にしかられるという関係では築き得ない大切なことを学んだ。
玄関に子供が靴を乱雑に脱いでいる。きっとその子は友達の家でも同じだろう。
今日の話に出てきた宮崎県倫理法人会の会長は、自らが靴を整理することを毎日、誰に言わずにやったそうだ。1ヶ月、2ヶ月、徐々に奥さんも靴をそろえるようになった。そして、子供達も何も注意しなくても、そろえるようになった。
この事例は、家庭だけでなく会社でも言えるのではないだろうか。
従業員に挨拶しろ、掃除しろ、整理しろと言い続けて従業員は自らの意思で行うようになった会社はあるだろうか。むしろ、社長が何も言わずとも、率先することが大切ではないだろうか。このことに気づく社長が増えると、素晴らしい国家を次世代に引き渡せそうだ。希望が湧いてくる。