「善の行為に苦しい努力はない」
「せずにおられず、やらずにおられないというのが本来の姿なのだろう。それは人の喜ぶ顔がうれしいからだ。意地や頑張りではなく、ひたすら喜んで行う。そこが醍醐味」
自分の知り合いに、毎朝会社の最寄の駅の掃除をする社長と役員がいる。小学校の校門で子供達に明るく元気な挨拶をする人がいる。家の周りの掃除をする人がいる。社員が営業で出回っている間に、トイレをピカピカに磨き、会社全体を掃除する社長がいる。皆、活き活きとし、明るく元気な企業経営によって、不況に問題の原因を求めない。常に会社の問題は自分自身の問題と考え、誰かに責任を負わすことなく、淡々と、しかし、確実に前進している。彼らは、苦しい、頑張るという言葉を言わない、きっと知らないのだろう。本当に楽しそうに活き活きと毎日同じ事を繰り返し、パッと派手なことはない。当たり前のことを、馬鹿のように決めたことを毎日ちゃんと繰り返すことで、途方も無い結果を出し続けている。
自分も彼らを見習おうと思う。