今日は、生まれて初めて国会議員の国政報告会に参加しました。
自分は国政選挙で自民党以外に投票したことがないのですが、倫理法人会にも頻繁に参加される民主党のN議員の国政報告会ということで、正直言いますと、初めは義理で参加しました。同席した方々には、先の統一地方選挙で僅差で落選された前県議、現役の市議も参加され、中々豪華な顔ぶれでした。
常々自民党民主党の根本的な差異を見出せずにおりましたが、本日の報告会で少し明確になりました。
時代は既にイデオロギー論争から脱却し、実体経済をいかに立て直すかに突入し、その基本的な考え方の差が、両党を分けているように感じました。
無論、時代を読めずイデオロギー論争に持ち込みたい微小政党もありますが、既に見果てぬ夢を見る党員のみによって支えられている状況は悲惨としか言いようありません。
本日、民主党N国会議員は非常に明快に説明してくれました。
すなわち、長期政権による弊害によって、改革ができないということです。私は政治の深い専門的な話は分かりませんが、一般予算82兆円に対して、特別予算が5倍の450兆円もあり、ここにメスを入れない限り、真の財政改革はありえないという話でした。
一方、自分も講演をビジネスにする一人として、話し振りを観察しましたが、非常に自信を持ち、雄弁にかつ謙虚な振る舞いは、参考になりました。
このような講演会は、地元の支持母体が主催されるケースが多く、初めは中々入りにくいですが、一度入ってしまえば、とても勉強になり、有益な時間であったと思います。
質問時間でも、場の雰囲気に慣れてきたこともあり、教育基本法の見直し、子供に媚びるゆとり教育の弊害、戦前教育の良い点を見つけること、船橋市における正規職員と臨時職員の不適切な待遇の差の改善など、様々な意見、質問を投げかけましたが、非常に前向きに真摯に答えてくれました。
思わず自民党支持者でありながら、次回国政選挙では民主党に一票なんて考えました。自民党しっかりせい!