スキルアップ

1月に最終合格発表があった中小企業診断士試験で合格された方々の多くは、現在、実務補習の最中である。
一次試験の合格率が2割弱、二次試験の筆記試験の合格率も2割弱、二つの試験を同一年度で合格する人の割合は、数%程度の非常に難しい試験だ。

この難関な試験に合格された方々6名に対して、現在実務補習の指導員をさせて頂いている。
最初にこの難関な試験にチャレンジされ、診断士を目指す理由をお聞きした。

「自分自身のスキルアップのため」
「企業で勤務する者として、仕事で活かすため」
等の動機をお聞きした。
素晴らしい動機だと思った。
しかし





どんな状況になればスキルアップしたと言えるのか

これは難しい

なぜなら、診断士に合格し、最終的に経済産業大臣登録中小企業診断士と名称を独占できる立場になったことが、スキルアップを公的に証明頂く事だからである。


どんな自分になれば、スキルアップしたと言えるのか
どんな自分になりたいのか
これを何らかの数値で表現できる指標で目標を定めることが
自分自身にとっても、分かりやすい

例えば、
社内で改善提案を10件提案し、5件を実現し、3件を責任者となり、会社の売上を5割増加、利益を3割増加、コストを5割削減
等も具体的な目標で分かりやすい

目標は中長期を持ち、中長期目標を達成する短期目標を設定し、それを達成するための日々の目標を持つ
これが習慣になると、常に目標を持て、常にチャレンジすることとなる。

26日(土)、27日(日)は2社目の実務補習の追い込みだ。
28日(月)は、企業に対するプレゼンテーションで終了する。

この3日間を有意義に過ごすためには、企業が想定する最終報告を少しでも上回る提言を出すことだ。

企業の社長から
「思った以上の提案だ。分かりやすく、即座に実行に移せそうだ。短い期間で、よくここまでまとめて頂いた。心から感謝します」
って言ってもらいたいですね。

自信を持つと簡単に言うが、これは「自分を信じる」ことだと思う。
日本の高校生が自分を信じていないという報道があった。これは、ここまでの教育の大失敗だと思う。

国の歴史に自信を持ち、国家に自信を持ち、民族としての誇りを持つ
その象徴である天皇、国旗、国歌に敬意を表する
そんな国民の集まりである自分自身、仲間を信じる
超がつくほどの愛国心を醸成することが、真の国際人を育成することにもなる。




少し話がずれた

最後の追い込みで頑張って欲しい