小坂雄二「介護にもっと予算を!」

介護に従事する人々に年収は、300万円前後と言われる。従事者は50万人前後だそうだ。
1月に25日働くとすると、1年間で300日勤務となり、日額で1万円だ。50万人で1.5兆円になる。


一方、民主党の集票のために生まれた子供手当は、月額1.3万円で2.25兆円が必要だ。さらに、公約で示した金額を満額で支給すると、4.5兆円もの財源が必要になる。
政治改革ごっこの集票ごっことしても、この金額はあまりに大きい。
仮にこの財源が確保したとしても、使い道があまりにも自分の党のためだけに感じる。

この4.5兆円を介護に従事する人に、割り振ったらいかがだろうか。

4.5兆円を50万人に配分すると、1日当たりの金額が、プラス4万円になる。そうなると、年収では1,500万円だ。多くの若者、ベテランが介護を目指すのではないか。
年収だけで介護を選ぶことはないとは思うが、少なくともその仕事の貢献度に見合った年収を取って欲しい。