若い国家におけるオリンピック

1949年10月1日 巨大な新たな国家が誕生した。毛沢東中華人民共和国が正式に成立したことを宣言した日だ。
建国後、わずか59年弱で世界のスポーツ祭典であるオリンピックが今日開幕する。

巨大な国家の目覚しい発展には、共産党政権に批判的な数千万人という異端分子の粛清もあっただろう、周辺民族に対する弾圧も政権維持のために行われたのだろう。


勝てば官軍ということばがある。勝つためならば、ルールも約束も何も関係ない。エゴイストで何が悪い。欲しいものは略奪すればいい。自分のためなら家族、親戚も関係ない。

すごいエネルギーを感じる。


そのエネルギーは大量の石油を消費し、大量の大気汚染物質を放出し、東シナ海を汚染し続ける。とうとう食品に毒を混入させて、被害を及ぼしても自国内の反省がない。

人類の平和と存続よりも自国の繁栄と存続が大切なのだろう。


オリンピックで少しは成長して欲しい(がムリだと思う)。

選手に健康上の問題を及ぼさないよう願う。