「経営を少し理屈で考える]

相談をお受けすることが多いが、一番の相談内容は、「売上が落ち込んでいる」ということだ
売上が落ち込んでいたら、コストダウン効果も出にくい
しかし、落ち込んだということが、定量的に把握されていないケースも多く、何に比べて落ち込んでいるのかを知る必要がある。
対前年度か、一人当たりの売上高の適正値か・・・
ここを明確にすると、目標も立て易い
次は、売上=顧客数×単価であるので、
顧客数が落ち込んだのか、単価が下がったのか
これを検討する
そして、顧客数、単価、どちらを上げたいのか、両方か
顧客数は何で決まっているのか
単価はどうやって決めているのか
・・・検討を少しずつ、感性ではなく、数字をベースに進めると、ヒントが見えてくる
コンサルタントは、この一連の作業を自らが行うのではなく、経営者が行うことを支援する立場であると考える
目標や計画は人から与えられるものではなく、自分で決めるものだから