既に平成18年度が始まり、今日で3日目になる。
人生には様々な節目の時がある。この時期は、卒業式を終え、入学式、入社式等の人生において重要な節目の儀式を迎える時期だ。
儀式は厳格な式次第にのっとり、日の丸の前で厳粛な国歌斉唱、そして厳かで、しかし暖かい、これは儀式のための儀式でなく、儀式を迎える人々の節目である。節目は変革のための儀式でもあるが、自分の遠い祖先、親に対する感謝の日でもある。
この儀式を単なるセレモニーと考え、卒業生、あるいは新入生のためのもの、そして民主的であるものという考えでは厳粛さは保てないだろう。
儀式はあくまで厳粛でありたいと願う。