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この本は国際人を目指す方にぜひ読んで欲しい書籍だ。国済人とは、世界で通用する日本人の誇りを持った人間で、ただ単に英語が話せる人ではない。もちろん、英語、仏語、西語などを話せることは意思疎通には必要だろうが、話す内容が肝要だという主旨でこの書籍を推薦する。
この書籍には、世界の偉人と呼ばれる方々が日本について語った内容を集大成した書籍で、著者は昭和37年生まれだ。

世界の偉人たちが贈る日本賛辞の至言33撰

次に紹介する書籍は、７０歳を超えて、今も海中に潜って写真撮影をされている坪本公一氏の写真集である。「男たちの大和」は今なおロングラン公演で、数多くの人々を感動の渦に巻き込んでいる。海底に眠る日本海軍の艦艇の写真を取り続けた集大成だ。この写真集を見ると、今の日本に歴史をつなぐために戦った多くの先輩の方々の魂を感じる。

群青の鎮魂―太平洋に眠る連合艦隊を訪ねて

最後に紹介する１冊は、既に古典に属する書籍だと思うが、味わい深い１冊である。日本的な情緒、道徳の集大成とも言える新渡戸稲造氏の書籍である。日本人の行動基準、道徳基準には、慈愛、誠実、忍耐、正義、勇気、惻隠などの素晴らしさがある。自国の誇りを持つことは自分自身に自信を持つことともなり、国際人の第一歩としてもお勧めの書籍である。

武士道 (PHP文庫)