中小企業診断士の団体である診断協会は、全国に支部を持っている。自分は、千葉県支部に所属している。現在、所属する勉強会の一つに東京支部の勉強会があり、昨日は勉強会として近くの商店街診断を行った事例に関する発表会があった。
自分もあるパートを担当していたが、8月以降に沢山の審査や講演などを頂き、診断練習にはほとんど参加出来なかったが、昨日はスケジュールを調整し、久しぶりに参加できた。
診断報告書の説明会には、商店街から十数名の参加者があり、1時間半にも及ぶ説明に熱心に聞き入っておられた。
診断報告書も説明用のパワーポイントも短期間、沢山の執筆者にも関わらず、上手に取りまとめられていた。
自分自身は、ほとんど何も出来なかったが、私が日頃から商売において最も重要な凡事徹底という考え方を提案し、それを前面に取り上げていただいたことには、本当に嬉しかった。
凡事徹底は、鍵山秀三郎氏が苦労の末に手にした商売道の基本であり、鍵山秀三郎氏著の「凡事徹底」(致知出版社)は、何度も読んだ本である。
この考え方は、スキル、知識を重んじる中小企業診断士には中々受け入れられないと考えていたが、今回の診断においては、取り上げていただき、少しでも多くの方々に知ってもらえたことが、自分としては良かったことと思う。