先ほど参議院本会議で、郵政民営化関連法案が賛成108票、反対125票の17票差で否決された。衆議院でも5票差の僅差であったが、参議院では大差の否決となった。
この後、閣議が開催され、衆議院解散となる段取りのようだ。
衆議院で可決、参議院で否決となり、そして衆議院解散は憲政史上初のこととなる。
小泉改革の本丸としての郵政民営化が否定されたことを、小泉改革の全てを否定されたと受け止め、国民の審判を受けようとする解散・総選挙であることには、一定の理解はできる。
しかし、今、中国・韓国・北朝鮮による不当な内政干渉、差し迫る15日の靖國神社参拝、景気対策、国連安保理事入り等の様々な重要課題が山積みの状況で、国政の空白を生むことには賛成できない。
解散以外の選択肢はないものかと思う。