今日は、ISO審査関連で事務的な打ち合わせで上京した。午前11頃に電車に乗ったが、夏休み期間のせいか、親子連れが目立った。
幼稚園頃の子供が、陽気にはしゃいでいて、ほほ笑ましく見ていたら、突然、レギュラーのマネを始めて「ばばあが、湯飲みで歯を洗う。ハイハイハイハイハイ!」と楽しそうに無邪気に笑っていた。親も仲良しの兄弟を見て嬉しそうであった。
自分もほほ笑ましいなと思っていたが、突然、悲しくなった。テレビの影響で、あの幼い兄弟は、言葉遣いの悪さを知らないまま、少年になり、大人になるのだと思った。
テレビでうけるためには、言葉遣いも汚く、品位も何も無いというのが、現状であろう。
昔のテレビを見ていると、一般の方のインタビューでも、とても美しい日本語を使っていることが多い。
言葉から民族は崩壊するのではないかと思った。