ネットワークビジネスと言っても「特定商取引に関する法律」で定義される連鎖販売取引(マルチビジネス)ではなく、中小企業診断士社会保険労務士公認会計士技術士等の士が付く資格の一匹狼が集まり、一人では出来ないが、志を同じくする仲間が協力し合って、大きな仕事を成し遂げようと言うものだ。
今日、某巨大企業で社員教育の中枢を担ってこられた方とお会いし、地元船橋の経済の活性化には、2万を超える中小企業が元気になり、55万人の人口の購買力が向上することが必要ではないかという話になり、そのためには中小企業の経営者、管理職者、従業員などが「どうしたら自社が活性化するか」を知る必要があると言う方向になった。
自分もその方も企業研修等を通じて、少しずつではあるが、中小企業に対して管理職者研修等を担当させていただき、ある程度の成果は上げてきた。しかし、士業が個々で活動していても限界があり、より大きな貢献を果たすためには、士業のネットワークを活用することが不可欠との結論となった。
以前、船橋周辺の中小企業診断士が、いわゆるベテラン診断士を中心に数人が集まり、ネットワークで市内の中小企業の経営支援をしようと立ち上げたが、結果的には一回の会合で立ち消えになった。この失敗の原因は、若手・駆け出しの診断士がベテランに頼ろうとした点、ベテラン診断士が若手・駆け出し診断士を利用しようと言う雰囲気があった点である。ある意味、志が無かったためとも言える。
今回は、事前の入念な計画をし、いずれは船橋市内で不可欠の経営塾にしたいと思う。特にトップマネジメント教育、管理職者教育には力を入れたい。さらに、新入社員教育も公的機関で毎年恒例の行事のようになっており、ベテラン講師が一方的に話すことを中心としたものではなく、受講者指向の研修をデザインしたいと思っている。
また、船橋で活躍する政財界の方々にも協力をお願いし、船橋から日本に世界に羽ばたく企業を増産したいと思う。
かなりワクワクする話だ。