今日からゴールデンウィークだ。2日(月)と6日(金)を休みにすると、土曜日が休みの人は、10連休になる。一般的なサラリーマンにとって、10日連続の休みは貴重な時間になるだろう。
今年新社会人となった多くの方々も、中には入社早々10連休という人もいるだろう。
この10日間をどのように過ごすかによって、連休明けの社会人人生が決まると言っても過言じゃないように思う。
入社式を終えて、集合研修を受け、いまだに研修期間の会社もあるだろう。中には、入社式後すぐに職場配属の会社もあるだろう。いずれにしても、多少ルーズな生活が許された学生時代と大きく異なる点は、出社時間を守る、勤務時間は働くという最低限のルールを守らなくてはならないということではないだろうか。
すなわち、今まで多少の寝坊も夜更かしも特に厳しく咎められなかった人が、会社では規則正しい生活を余儀なくされるということになる。
ところが、このゴールデンウィークは、過ごし方によっては、学生時代かそれ以上にルーズな生活を再現できる期間になる。
ゴールデンウィークを終えた時に、「あ〜あ、もう休みも終わりか」と言ってため息をつくか、「よっし!明日から会社だ。頑張るぞ!」と気合を入れるかは、このゴールデンウィークの過ごし方で決まると言える。
会社の業種や業態でそれぞれであろうが、学生時代に勉強したことがそのまま使えないのが、会社勤務だと思う。このため、知らないこと、分からないことが働いていると沢山あったこの1ヶ月間ではないだろうか。
休み=心身を休息する=家でゴロゴロ、テレビ三昧では、10日間の進歩や成長どころか、後退する恐れもある。
ゴールデンウィークが始まった今日こそ、ゴールデンウィークの過ごし方について、プランニングしてはどうだろうか。
例えば、会社に勤務していながら、財務を知らないことって、例え自分が経理とかでなきても、恥ずかしいことだと思うので、会計を勉強するとか、生産管理を勉強するとか、あるいは企業に求められる環境配慮を勉強するとか、自分でテーマを探せばいくらでもありそうだ。休み期間の過ごし方は上司から命令されることがないだけ、自分で自分をコントロールし、休み前より休み明けのほうが、元気で明るくなりたいものだ。だって、働くことを辞めない限り、働く喜びは自分で見出すほうが、絶対お得だと思うよ。