ヤクルトの古田捕手が2000本安打という偉業を達成した。
立命館大学で大活躍したが、以外にもドラフト指名がなく、社会人野球に入り、1990年にヤクルトに入団し、16年目にしての大偉業である。年間平均で130本以上の安打が必要である。捕手は常に打者のデータ、投手の状況を考え、さらに試合の流れも考えといういつも考えつつプレーしていながら、打者としても素晴らしい成績を残すということはすごいことだと思う。古田選手の3000本への道のりが楽しみだ。
池永を知っている人は少ないだろう。まして、池永がプレーしているところを見た人はもっと少ないだろう。自分は、小学生の頃、小倉球場の近くに住んでいて、よく西鉄の試合を見に行った。池永、中西が活躍していた。
1970年(昭和45年)に黒い霧事件で永久追放され、やっと追放が解除されたそうだ。既に58歳の初老の池永の写真を見たが、何となく現役の頃の面影が少しあるように思った。事件の真相は分からないが、30年もの間、きっと多くの苦労があったと思う。今後は、心静かな人生を送られることを祈念したい。