自宅の一室を使って仕事をしていると、電話勧誘の多さに驚く。今日も、ガソリンの先物取引、都心のマンションで節税をという内容の電話があった。
電話勧誘をよく知る知り合いに聞いた話では、一日に200件の電話が一般的なノルマになっているようだ。仮に稼働時間が8時間(480分)とすると、2分24秒に1回は電話をする計算になる。すなわち、朝から晩まで電話をかけまくりですね。
このような電話勧誘は特定商取引法で厳しく規制されている。しかし、彼らは会社名、個人名を名乗るが、この電話で何を販売しようとしているかを中々切りださない。
初めに「先物の勧誘です」などと言ったら、即座に電話を切られるからだろう。
自分も彼ら(彼女ら)に相当冷たく対応しているが、ふと思うことは「こんなバカな方法でお客がゲットできると本気で思っているのだろうか?」ということ。
彼ら(彼女ら)は会社の社員か派遣かアルバイトであろう。しかし、彼らを雇用する経営者は費用対効果を考えているのだろうか?あるいは、電話勧誘の持つイメージの悪さを理解しているのだろうか?企業価値を下げるだけの行為のように思える。
どんな企業も存在し、その会社の製品(サービス含む)を販売することで収益を上げ、税金を支払う、雇用を維持するなどの社会的な貢献をしている。だからこそ、電話勧誘のようなバカなマネは辞めて、真剣に経営を考えたらどうだろう。その方が、今よりも高収益になれる可能性は高いと思う。

株のディトレーダーで食っている仲間がいる。彼は金融に相当詳しい。彼に言わせると、先物は素人が絶対に手を出してはいけないものだそうだ。
先物会社で勤務し今は違う業界で汗水たらしている方に聞いたことがある。
先物はハイリスク・ハイリターンではない、ハイリスク・ノーリターンならまだいい、ハイリスク・マイナスリターンだ』
彼は先物で働いたことを今ではあまり話したがらない。